介護職は「3K」、すなわち「きつい・汚い・危険」の3つの要素があると言われており、一般的には嫌煙されがちな職業だという印象があります。
実際、高齢化によって介護施設への入居者が増加し介護職の負担が年々増加している一方で、給料についてはなかなか上昇せず、結果として退職を希望する人もいます。
しかし、介護職を退職することを考えている方は、そのタイミングにも気を払ったほうがよいでしょう。
深く考えずにすぐ退職してしまうと、場合によっては損をしてしまうかもしれません。
まず、介護業界への再就職を希望しているのであれば、次の仕事探しに関してはどのタイミングで退職してもあまり影響がありません。
介護業界には常に求人があるからです。
しかしその中でも4月ごろの新年度には比較的求人が増えますので、自分に合った職場を見つけるには4月ごろがオススメです。
また職場にもよりますが、一般的にボーナスは6月から7月の夏に一回、12月から1月の冬に一回支給されることが多いです。
ボーナス支給の直前に退職してしまうと受け取れなくなってしまいますので、ボーナス支給日までは在籍している状態にし、その直後に退職するのも良いでしょう。
逆に、退職を避けたほうが良いタイミングもあります。
春の求人が落ち着いた5〜6月に関しては、一時的に求人が減少してしまいます。
その時期の退職になる場合は、すぐに再就職を希望できるよう、事前に就職活動をしておくなどの対策をしておきましょう。
もちろん、今の職場に強い不満がある、あるいはトラブルになっている場合はこの限りではありません。
自身の健康を最優先し、自分に合ったタイミングを選択しましょう。